路線バス探訪記

バスに乗って旅がしたい

はじめてのかいがいりょこう

みなさん、人生初の海外旅行ってどこに行かれましたか?

 

私はここです。

 

 

まず先に感想から。

日本の田舎でさえバスに乗るのが難しいのに、初っ端から異国のローカルバスは難易度が高すぎました。

 

 

 

先日、大学卒業時に取得したパスポートを一回も使用しないまま4年が経ってしまいました。日本も粗方訪れたことですし、いい機会と思い土日を使って韓国のソウルに行ってまいりました。

 

まず始めたのは同行者の勧誘です。
言語の壁が非常に大きいのでせめて相談し合いながら旅行ができたら良いなー。なんて考えながら誘ってたわけですが、誰もついてきてくれない。
二日間ずっとバスに乗るだけなのに...

ということで一人旅決定です。
むしろ、韓国まで行って観光もせずにバスに乗るだけの旅行をOKしてくれる人間がそこらじゅうにいたら怖いですね。周りがまともな人ばかりで安心しました。


ぼっち旅が決まったところで事前調査。
さすがに乗り方や路線を全く知らずに行くのは怖いので結構調べました。自分なりに韓国のバスについて調べた結果

 


運賃が安い
ICカードでどこでも乗れる

本数が多い
時刻表がない
「NAVERアプリ」で時刻や位置情報が調べられて便利
手上げないと通過される
運転が荒い

 


このような情報がどこのサイトにも書かれていました。
時刻表がバス停に書かれていないというのが非常に気になりますが、アプリでOKというので安心でしょう。

ひとまずはこれらの6項目を確かめながら旅行することにします。日本もそうですが、現地に行かなければ分からないことが沢山ありますから。

 

 

20時50分のt'way航空に乗りました。料金は11000円くらい

 

福岡空港国際線にやってきました。
バスの乗り継ぎでは訪れたことはありますが、本当の目的で利用するのは今回が初めてです。混雑がひどいなどと聞いていたので、余裕をもって2時間前に到着したもののオンラインチェックインでカウンターは立ち寄らず、そして保安検査、出国審査とも全く詰まることなく10分程度で終了しました。


余裕は大事ですが、出発ロビーで2時間もやることはないですね。韓国についた後の予定の確認などをして暇をつぶしていました。

自分が乗る20時50発のティーウェイ航空は3列×3列の中型機のようです。1時間程度のLCCなので無事に着いてさえくれればあとは何でもよし。
20時30分ごろから搭乗が始まり、定刻に出発できそうでしたが滑走路混雑のため15分程度遅れることが決定。そのため仁川空港にも10分以上遅れての到着でした。


着陸したあとターミナルまでのランディングが異常に長く、LCCだから遠くのゲートに案内されているんだろうと思っていたら本当に遠くて驚きました。
徒歩だけかと思いきや途中で列車移動を挟み、ようやく入国審査に到着です。離れ小島のようなターミナルについていたのですね。そら遠いわ。

 


お次の入国審査も100人?以上の人たちが行列を成して待っています。アジア一巨大な空港だけあって途切れることなく列が伸びていきます。普通の土日でこれだから繁忙期は想像したくありませんね。

入国カードとパスポートを用意してようやく自分の番が近づいてきました。
入国の目的や滞在場所など聞かれるのかなと思っていたら、パスポートを提出して指紋を取るだけで特に会話は行われないようでした。一安心。


手荷物も預けていなかったのでとりあえず空港を出てみることに。
外への自動ドアが開いた瞬間、前の道路をクラクションを何度も鳴らしながら爆走するリムジンバスを見かけて海外へ来たことを実感。

 

コンビニやバス停を少し探索しているともう日付が変わる時間、寝床まで移動します。

はじめての買い物。よく分からないジュースと水

 


初海外の就寝場所は、地下鉄改札前のベンチです。

似たような考えの人は結構いるようでぱっと見で20人くらいの人たちが既に横になって休んでいました。中には毛布持参で寝ている人も。上級者だ...

財布と携帯は服の中に入れ、空いたベンチに横になって静かに朝を待ちます。

 

ソウル方面の始発は5時過ぎ。5時前になるとどこからともなく人が集まってきます。改札前に設置されている自動販売機でICカードを買って、券売機でとりあえず10万ウォンチャージ。これで2日は持つでしょう。

5時5分に改札が開くようです。

ICカードはLINEのキャラクターが描かれたものだけ販売中でした。

 

列車の種別は快速列車と普通列車が存在し、今回は行き先の関係上普通列車を選択しました。
朝一番の列車にも関わらず、座席がすべて埋まるくらいの乗車率で仁川空港を後にして黔岩駅で下車します。ここからはバスに乗り換えてソウルの北西に位置する江華島に向かいます。
江華島といえば、北朝鮮が見える展望台が有名だそうで日本人観光客も頻繁に訪れるようです。もちろんそこへは行きません。

 

島へはバスでしか行けないため、訪れた方のブログには結構な割合でバスの紹介がされています。
しかしながら、ソウル市街から向かうのが一般的なようで大体『3000番』の座席バス(というか急行バス?)を利用されていました。
確かにその路線が一番速いようですが、ここは一般路線を利用していきたいと思います。

おおまかな路線図


黔岩駅で降りて、長い階段を上り巨大なバイパス?上に出てバスを待ちます。
バスを待つとき、左を向いて待つのは新鮮ですね。間違えて反対車線のバス停に行ってしまったのはご愛敬。このあとも3回ほどやらかしました。


さて、ようやくバスに乗れるわけですが、時刻表はなく始発と最終、そして運行間隔しか表記がないのでお目当ての系統をアプリで今どこにいるか探します。
探したところ、別系統のバスが先に来るようなので乗り方や雰囲気を確かめることに。


…バスが停まってくれません。
自分の他にバス待ちが3人いたのですが、乗る素振りをしなければ停まるどころか加速して去っていきます。手を上げないと停まってくれないという話は、あながち誇張ではないようです。

初めて撮影した路線バス。予想の2倍スピード出てました

 

 

時刻表がない・・・〇
手上げないと停まらない・・・〇

 


NAVERアプリでバスの位置を確認し、前のバス停を発車したときにはカメラや携帯をポケットに入れてすぐにバスへ乗れるよう準備します。

・バスが来たら前のほうに移動して乗りますよアピール
・ドアを開けたら文字通り飛び乗ってICカードをタッチ
・すぐに動き出すので転ばないように席へ座る

これで、乗ることに関しては何となく理解しました。


続いての課題は降車。
先に運賃は払っているので真ん中のドアから降りるだけなのですが、他の乗客を見ているとボタンを押したらバスが動いている間に降車ドア前まで移動しています。
まさか、降りるときにもアピールが必須だとは...

というか、朝5時台なのに乗客の入れ替わりが非常に激しいです。中心部はもちろん、あちらこちらのバス停で乗ったり降りる人が現れます。バス利用が活発すぎる。

なので、長距離を乗る場合はなるべく後部に乗るのをおすすめします。前方はすぐ降りる方のために開けておくのが良さそうです。お年寄りとか関係なく乗ったらすぐ発車するので。


乗車してから1時間半、車内の人影もまばらになったころ降車予定のバス停が近づいてきました。
まずは降車ボタンを押し…鳴りません。どうやら故障していたようでかなり焦りました。ボタンの数も2列に1つ程度の割合でしか設置されていないので、降車ドアのほうへ歩きながらボタンを探します。結果、3個目でようやく光ったので安心してドアの前へと移動し、ICカードをタッチして降りる準備をします。
開けてくれたら(この表現が正しい)、すぐさま飛び降りて現在位置を確認。

ちなみに、2時間近くも乗って1500ウォン(200円弱)。しかも乗り継ぎしたら次のバスは無料!(1日4回まで)さらに、早朝割引(〇時まで)まであり運賃は激安です。

 

 

運賃が安い・・・〇

 

 

初めて乗車したバス。今思うとまだ優しい部類に入る運転だった


さて、ここから17系統の終点まで歩いて向かいます。

徒歩35分くらい



Googlemapが使えないのでNAVERアプリを開いて徒歩経路を調べようとしたところ...なぜか今から向かう17系統のバスが走っているではありませんか。

予定・・・10時
今・・・8時前

ちなみに10時10分のバスは来ませんでした

 

これは、あれか。もしかしてNAVERアプリにダイヤ改正が反映されていない?
理由は分からないにしろ、とにかく予定が崩れたので歩いて次の目的地に向かいます。

 


「NAVERアプリ」で時刻や位置情報が調べられて便利・・・△

 


道中で乗る予定だったバスを見かけました。

中型...?それより長い?


続いて12系統に乗る予定でしたが、案の定来ないので歩きます。(歩いてばかりだな…

結局1時間以上歩いて目的地の12系統の沿線までやってきました。

全然バスに乗れてない...


わざわざここまで歩いてきた理由は狭そうなとこ走ってたから。実際に訪れても狭くて安心しました。あとはバスを待つだけ!!…で、いつ来るの?

ここは12.13系統と2つの系統が走っているので、先ほどの路線よりかは頻度が多いだろうと思ってきたわけですが、何分待つのか分からない状態なのは精神的によろしくありません。
アプリの時刻表は当てにならないものの、運行状況に関しては正確でしたので5分ごとにアプリを立ち上げバスが動かないか確認しながら待つこと20分。バスのアイコンが表示されこちらに向かってきました。急いで移動し沿道で待っていると、鈍いエンジン音が段々と大きくなり青い車体がゆっくりと交差点を曲がってきました。

予想以上に大きなバスで驚き

 

やっと来た~。と思ったのもつかの間。交差点脇の広くなっている部分にバスを停め、エンジンまで切って携帯をいじり始めました。
これは…まさか…時間調整?

実は『時刻表』が存在する!?

 

バス停↑ なにも分からん

 

いつ発車するのかわからないためじっと待っていると、9時35分になったところでエンジンをかけてバスターミナル方面に戻っていきました。
もしかして公式HP(あるの?)やバスターミナルには時刻表が存在するのかな。なんて考えていたところ別系統のバスが動き出し、こちらにやってきました。

お次は、ノンステップにフルカラーの行き先と一本前よりも新しそうなバスでした。

サイドミラーが黄色でおしゃれ

 

一気に2台も来たので当分は来ないだろうと考え、バスターミナルまで歩いて行こうとすると不審者と思われた(どう見ても不審者です)のか地元の方とエンカウント。異種言語でのコミュニケーションバトル勃発です。

写真を見せたり翻訳アプリを駆使することで、ある程度趣旨を理解してくれたようで何とかその場をしのぐことに成功。これから雨が降るからと傘までいただきました。


せっかく地元の方と話せる機会なのでバスの時刻表が存在するのか聞いてみましたが、普段乗らないから分からないとの回答でした。(この感覚は日本と一緒なのか…
分からないのなら仕方ないなー。と思っていたら近所の方に聞き込みまでしていただき、公民館に掲示されている時刻表を見つけることができました。

ご覧ください。こちらが正式な時刻表でございます。↓

 

手作り?


曜日でダイヤが違う!?しかも終点での折り返し時刻もきちんと表記されています。
ここまでしっかりとしたダイヤがあるなら路線別時刻表とか欲しいですね。

これを見ると、自分が撮ったのは9時台の13系統と10時の16系統のようです。確かに辻褄があいます。
てことは次は13時まで来ない…


やはり歩くしかないと思い、バスターミナルまでの道のりを調べていると付近を走る53系統の運行情報が更新されこちらに向かっていきました。
色々と親切に教えていただいた地元の方にお礼を伝え、急いで徒歩5分くらいのところにあるバス停へ向かい郊外向きのバスを待ちます。

完全なる偶然

 

やってきたのは先ほど見かけたノンステップバスでした。到着時、驚いたことに全く音がしません。そして発進時にも無音。おそらく低速は電気?高速域はエンジンで走るハイブリッドバスだと思われます。

進んでるなー。と思ったのもつかの間、目の前を走っていた乗用車をめちゃくちゃに煽りだして驚き。相手も50km/hくらいは出ていたと思うのでそこまで遅いわけではないはずなのに、なぜそこまで急ぐのか…
その後、常に道路の真ん中を走るようにして隙さえあれば抜こうとする走りを続け、長い直線に出たところでものすごい勢いのまま乗用車の前にクラクションを鳴らしながら割り込み、結局6.70km/hを維持したまま片側一車線の道路を進みます。もはや一種のアトラクション。
ちなみに、もう一人の乗客であるおばあちゃんは寝ていました。この状況でよく寝れるな…

 

地方には信号もほとんど存在せず大体の車は速いのですが、ごくまれに(日本の)常識的なスピードで走っている車に対してはトラックもバスも関係なく、クラクションを浴びせながら容赦なく抜いていきます。イエローラインでもお構いなしでしたけど、交通ルール的には一応ダメなんですよね?

乗車してから30分ほどでようやく200円のジェットコースターから解放されました。ここからは徒歩で別系統が走る地点まで行くことにします。いつ来るか分かりませんけど。

この時点で累計2時間歩いてます


てなわけで次の51系統が走る江華島南部に到着です。
ちょうどバスもこっちに向かっているみたいなのでラッキー。


またハイブリッドバスが来ました。

右側に対向車が来るんだった...

 

折り返しも。

狭隘区間始まり


はい、バスは行ってしまったのでまた歩いて戻ります。

先ほど降りたバス停に帰ってきました。このとき写真を見返していて気づいたのですが、路線図と一緒に始発地の発車時刻が表記されていました。ここに来る時間帯は自分で予想しなければならないものの何も無いよりかはありがたいですね。

バス停と始発の距離を考えて何時ごろ来るか考えましょう

お次は52系統の狭隘区間で撮影…したかったのですが、目の前で行ってしまい運行間隔から察するにあと2時間はバスが来なさそうだったので取り止めてひとまずバスターミナルへ。

初めてのバスターミナルです。前乗りだからか頭端式。

ひっきりなしにバスが発着していました

 

ちなみに、バスターミナルには発着する路線の時刻が掲示されていました。

ただ…さきほど見せてもらった紙の時刻表とは少しずれがあるようです。さらに曜日でダイヤが分かれているような書き方ではなさそうです。これを鵜呑みにするのはまずいかもしれませんね。

バスターミナル発と折り返しバス停の時刻だけ書かれているようですね


バスターミナルの時刻表も信じてはいけないということが分かったところで、2度目の53系統に乗車。時刻表の信用性が高い12系統をもう一度狙いに行きます。


がしかし、始発の発車時刻になってもアプリの運行状況にバスのアイコンが表示されません。もしかして教えてもらった時刻表も間違ってたのか?などと考えながら歩いていると後ろからバスがやってきてしまいました。
手を挙げると停まってくれたので急いで乗車し、ひとまずNAVERアプリを確認。うーん、やはり運行情報は更新されていません。ということは、NAVERアプリに現れないけど実は走っているバスが存在する。てことですね。マジか…


「NAVERアプリ」で時刻や位置情報が調べられて便利・・・△→×


勘弁してくれ~。

またも写真が撮れなかったのでバスを乗り継いで今度こそ52系統を狙いに向かいます。

雨が降ってきたので長距離を歩くのは避けてなるべく戻りやすいところで撮ることにしました。

これと

傘もらっておいて良かった

 

林の中も走ります


まだ17時ごろで明るいですが、一日歩いたのと雨が強くなってきそうな雰囲気だったのでこれで一日目はこれで終了することに。
行きと同じ71系統で帰ります。

このまま1時間以上乗っていれば今日宿泊する『東横イン仁川富平』のある駅まで行くことができます。しかし、同じ系統にだけ乗るのも味気ないと思い途中の久来で下車。二階建てバスや赤色の長距離バスも来る中、選択したのは81-1系統です。理由は目の前に停まったから。特に行き先は見ていません。
このとき時刻はまだ18時。どこに連れて行かれても帰ってこれるだろうと楽観的に考えていました。バスが発達した街だとこの考え方で乗れるから楽しいですね。

合計3時間ぐらいかかりました

 

ここで初めて最後部の座席に座ってみましたが、これが非常に楽しい。街中で信号や乗客も多かったため(乗車したバスの中では)比較的落ち着いた速度で走行していました。ただ、加減速で思いっきりアクセルを思いっきり踏み込みエンジンの振動が直に響くため乗っていて一番楽しい席ではないでしょうか。
それと、速度を強制的に抑えるためのスピードハンプが街中にも頻繁に設置されており、ここではさすがにバスも減速はしてくれるのですがたまーにあり得ない速度で通過すると体が浮きます(マジで

どのあたりを走ってるのか全く分からないので降りるバス停を通り過ぎないよう地図の位置情報を定期的に確認します。
幸いにも駅では大量の乗り降りがあったため無事降りることができました。


あとは鉄道を乗り継いでホテルへ。東横インのチェックインは日本語でOKなのでありがたいですね。

 

 

 

 

 

~二日目~


もちろんこの日もバスに乗るだけです。

早朝にチェックアウトして...も良かったのですが、東横インは朝食が無料なので食べてみたい。
しかし、朝食は7時から10時まで。一番早い7時から食べるとしてもホテルの出発は8時前後。日が昇ってからの3時間もの間をバスに乗らずに過ごしてしまうことになってしまいます。
そこで考えたのが、早起きして一度近場のバス路線に乗りに行って9時前までにホテルへ戻るプランです。韓国の都心部のバスは5時ぐらいになるとほとんどの路線が走り始めているのでこうすると都合が良いんですよね。

 

というわけで朝5時に起きて駅前のバス乗り場へ移動します。すでに日が昇っており明るいものの人はまばらです。ただ、バスは早朝とは思えない数が信号が変わるたびに押し寄せてきます。しかも、どのバスも乗客が多く二倍で驚きです。


そして乗車したのは緑色のマウルバス。中型サイズの車両がやってきました。
乗車した駅前のバス停が折り返しの起点だったようで、乗り込んだあとに運転士が一言(おそらく、5分休憩するわ的な内容)を自分に伝え、外でタバコを吸い始めました。
自分はというと、他に誰も乗っていなかったので車内の写真を撮るなどして楽しんでました。座席が少ないのでラッシュは立ち客でいっぱいになるのかな~なんて考えたり。

運転士は外でタバコを吸っています。まるでローカルバスの光景

 

5分くらい経つと先ほどの運転士が戻ってきてようやく二日目のバス旅のスタートです。
とはいえ日曜の早朝に駅から反対方向へ向かう人間はいるのか。なんて考えていると早速次のバス停でお年寄りの方が乗車。どこで降りるんだろうと思ったら2つ先で降りていきました。その距離なら歩いたほうが楽では?

その後も満員とまではいかないまでも10人程度の乗り降りがありました。さらに驚きなのが、ひとバス停分だけの乗車もありました。これにはさすがに運転士も、マジで降りるの?のような口調で乗客に話しかけていました。そりゃあそうだよ。信号ひとつしか越えてないのにボタン押すんだもの。
乗り間違いか、もしくは歩いてたらちょうどバス来たからそこまで乗ろうみたいな感覚なのかな?


結局、20分程度で終点に到着です。事務所の前にバックして駐車、そこで発車時間(あるかはわからない)まで待機するようです。
一方、運転士は後ろの建物で休憩するようで、気づいたらいなくなっていました。

 

住宅街の一画がバスの待機場所

 

ホテルまで30分もあれば帰れる場所なので近くを走る路線まで歩いたり...車庫もありました。同じ顔だらけ。

なんとこれ、全て45系統専用のバスみたいです

 

歩いていると感じるのは路駐の多さ。
ソウルに限らず韓国は狭い範囲に人が密集しているため駐車場用の土地がなく路駐だらけと聞いてはいましたが想像以上でした。日曜だからかな?

これが日常なの?

 

ダンプも容赦なく路駐します。トラックが両側に駐車しているせいで二車線道路がまるで一方通行並みの幅ですね。それでも、バスは何事もなかったようにすり抜けていきます。

 

さらになんとバスも例外なく路駐しています。車庫はあってもそれ以上に台数が多いのか?
しかもしかも、ここだけではなくあちこちの路線の道端にバスが駐車されているという日本だとかなり異常な光景を頻繁に見かけます。
まるで宝探し。ソウルで暇になったらバスを探そう。

予備車?乗用車に混じって路駐していました

 

9時前にホテルへ戻り、朝食会場へ行くと既にほとんどの人が食べ終わった後でガラガラでした。
韓国の朝食ではやはりキムチは欠かせないようで、見たことないくらいの大盛で器に入っていました(キムチ苦手なので食べてないですが

長居するのも勿体ないのでさっさと食べてチェックアウトします。
ホテルを出た後に向かうのはこのあたり。なんか狭そうなとこ走ってたのでここを目標に動きます。

とはいっても帰りの飛行機が18時で仁川空港は混雑するから2時間前には着いておいたほうが良い。空港まで1時間はかかるとして15時くらいまでに切り上げなければならない...と考えた結果、自由時間は5時間程度しかありません。
そのため目的の場所までは最短距離で移動することに。

 

 


地下鉄を乗り継いで街のはずれのような場所にやってきました。今から撮影する系統は都心のほうから来るし、長距離だから比較的大きな車両が走っているだろうと思ったら...

マイクロかい

 

ずいぶん小さい車両がやってきました。

後ろの高層マンション群とのギャップすごい


想像通りではなかったですが面白い光景が見られたので良しとします。

そして次は空港へ向かう路線に乗るために移動...でしたがバスを乗り間違えたためにタイムアップ。急いで乗ったら反対向きのバスでした。


最後に乗ったリムジンバスではICカードの残高が2000ウォン足りず、現金で払おうと思ったら細かいお金を持ち合わせておらずに5000ウォン多めに支払うことになったりと最後に怒涛のやらかしをして初海外は終了でした。


飛行機には間に合いました。なんなら5分くらいで保安検査も出国審査も終わったので拍子抜け。次はもう少し遅く空港に着いても大丈夫かな。

また行きたいですね

 

琴参バス 美合線の思い出

香川県西部を走る琴参バスに『美合線』という路線が走っています。

金比羅宮のある琴平から南へ下り、徳島との県境に接するまんのう町とを結ぶローカル路線です。

カッコいい

 

 

大まかな時刻表がこちら

平日の朝に琴平へ。夕方にまんのう町方面へと向かう便が多数設定されており、通勤・通学需要の多い典型的なローカル路線だという事がなんとなーく読み取れます。


ちなみに土日は昼間の「三角」止め2往復だけが運行されます。終点の三角(みかど)近くに温泉や渓谷があるため、そこの訪問客用に設定されているものだと思います。

 

 

さて、何の変哲もなさそうな『美合線』ですが、不思議な時間帯に走っている便が1本ありますね。

 

いや、「下福家」もですけど...

こちら、「琴平営業所」6時03分発の「落合橋」行き。

こんな早朝から郊外向きの需要があるのか?送り込み回送ついでの運行?
などと思うのが一般的でしょう。一般...?

確かに限定的な需要があるのかもしれませんが、実はそれ以上に重要な役割を持つ便なのです。

 

答えを書く前に、先ほどの時刻表を見てみましょう。
朝から何台ものバスが琴平へ向けて出発しています。

そう、ここの運用に答えが隠されています。

 

まず、朝一の便から読み解いていきます。
左端から
「落合橋」6:31発、「川奥」6:36発はそれぞれ営業所から回送されてきます。

ここまでは良いでしょう。だが、『美合線』の恐ろしさはここから。

 

 

「川奥」6:36発のバスは琴平方面へと直通しているような表記ですが、実際には「落合橋」止めで運行されます。琴平方面に向かう人は別のバスへと乗り換えを強いられます。
その後、「川奥」から来たバスは15分程度待機をしたのち「落合橋」7時01分発として琴平方面へと走っていきます。


このとき、「落合橋」6時47分発として乗り換える相手のバスも営業所から回送されてきます。

現在分かってる状況↓(車両ごとに色を変えています

さあ、時刻表からは分からない難解な運用はまだまだ続きます。

 

続いて「川奥」7時06分発のバス。この便が鍵を握っているわけですが、それは最後に...

 

お次にようやく「琴平営業所」6時03分発の出番です。
「落合橋」に6時43分に着いたバスは○○○○○○してから「下福家」まで回送。そして「下福家」7時06分発として『『落合橋まで』』一旦、運行されます。

そして、「落合橋」には「川奥」7時06分発と「下福家」7時06分発が同時に到着します。
先ほどは乗り換えを行った「川奥」発ですが、今度はこちらが琴平方面へと直通。では「下福家」から来たバスはどうするのでしょう。

 

 

答えは、20分待機。
「落合橋」7時37分発までバス停前で休憩します。実は「下福家」の時点で既に「琴南小学校」の行先を表示しており、これに関しては現地で見るとすぐにわかります。時刻表上ではさっぱり分かりませんが...

 

ちなみに「落合橋」には交差点を挟んで2つのバス停が存在するわけですが、同じ琴平方面でも「川奥」からくる便と「下福家」「落合橋」始発の便とでバス停が異なります。

川奥発が使用する「落合橋」

(後ろのバスから前の「琴平」行きに乗り換え完了後の光景)

 

下福家・落合橋止めが使用する「落合橋」

(7時37分まで待機中の「琴南小学校」行)

 

そしてこれが結果です。

初見殺しだわ。


と、まあかなり複雑な動きをしていたわけですが、一台だけ営業所から回送されていないバスがありましたね。

 

「川奥」7時06分発の便です。
営業所からの回送でない...となれば、答えは一つですね。

そう、「落合橋」に駐在があります。

ちなみにこの箇所をGoogleMapで調べると『琴参バス駐車場』とバレバレな名称が付いています。

maps.app.goo.gl

 

なんだ、それだけか。そんな路線ならいくらでもあるわ。とお思いの皆様。
これだけではないんです。

 

 

GoogleMapのストリートビューを見て気づいた方もいるかもしれません。

早朝に琴平からやってくる一本を覚えていますでしょうか。「落合橋」に到着後、あることをします。


それは....

 

 


「落合橋」7時01分発の「乗務員を降ろ」して「下福家」へ向かうのです!!!!!

バスがいない時間帯にも関わらず自家用車がいないのはこれが理由です。


~~ここで回想~~

 

初めて「美合線」を訪れたのは6年前の10月31日。福岡を22時に出発して朝5時に琴平に着いた僕は初めて見る琴参バスをわくわくして待っていた。
その期待に応えるように、始発の「落合橋」行きにトップドア車が入っているのを見て感激した。その便がどのような役割を持っているかも知らず、ただ純粋に喜んだ。


その後、1日1本の「下福家」へ向かうと先ほどのトップドアが佇んでいるではないか。
ただでさえ平日の1本しか走らない路線で折角だからと声を掛けて撮らせてもらう。

福岡からこの路線を見に来たことを伝えると、「こんなとこまで!?」と驚きつつも親切に色々と教えて頂いた。

その際に、
『夕方の「下福家」行きはこのバスではなく「落合橋」に滞泊していた車両が来るよ。』
というような内容の話を聞き、へー山の中にバス置いて帰るんですねー。程度の感想しか抱かなかったのは後悔している。まさか、乗務員がバスでやってくるとは...

 

 

 

その夜・・・

明日の「下福家」これかい!!!


~~回想終わり~~

 

というわけで、「琴平営業所」6時03分発はなんと乗務員2名運行(嘘ではない)なのです。
が答えでした。

 

かつては駐在場所の隣にある民家の2階に泊まっていたということは聞いていますが、なぜ現在このような運行形態を取っているのかは謎です。
(乗った時に聞いたら教えてくれそうな雰囲気ですけど、もう自分は行けそうにないので)誰か謎を解き明かしてほしいです。

 


もしかしたら他にもこのような運行形態を行っているバス会社は存在するかもしれません。しかしながら他の乗客もいないであろう早朝6時から2人の乗務員だけを乗せて山道を走ってくる光景はぜひとも見ていただきたいものです。

 

平日の早朝しかみられない光景ではありますが、金毘羅宮の観光ついでに早起きして乗ってみてはいかがでしょう。
え?乗るの?マジ?みたいな顔を2人からされること間違いなし!

せとうちバスと四国交通を新宮で乗り継いだとき(~2014年9月末~)

ついにせとうちバスの「新宮」と四国交通の「茂地」が廃止されるということで思い出話。

 

思い起こせば九州外で初めて乗った路線はせとうちバスの「新宮」行き。そして四国交通の「新宮」発「阿波池田」行きでした。
事の発端は四国交通の池田~いよ新宮線が2014年9月末に廃止されると聞き、最期に『県境の小さな村で路線バスを乗り継ぎたい!』というロマンを実行するために訪れたものでした。

あれから10年...10年!?

 

 

 

 

2014年9月26日金曜日の夜、高校から帰るともう20時。前日から準備していた荷物と入れ替え、すぐに天神バスセンターへと向かいます。


21時過ぎに到着し、家路につくサラリーマンたちをかき分けて6番乗り場にたどりつくと明らかに他とは違う雰囲気。皆これから一晩をバスの中で過ごすともあって他乗り場の人たちとは覚悟の持ち様が違うように思えます。
かくいう自分も、夜行バス自体は桜島号などで経験はあるものの10時間弱に一人で乗るとなれば初めて。ドキドキと楽しみが入り混じっていました。

 

 

岡山行き、松山行きと発車するごとにあれだけいた夜行バス待ちであろう人たちは半分ほどになっていました。

その後、発車の5分前にひときわ目立つシャンパンゴールドカラーの高知行きが到着。この日は旧高知県交通車両での運行でした。


自分は最後に乗車すると車内は既に7割程度の乗車率。これから博多駅、北九州と立ち寄るとほぼ満員に。福岡から高知への需要がそこそこあるのに驚きです。

座席は2C。座り心地などは印象に残らなかったのかあまり覚えていません。驚きだったのが、床がカーペット?絨毯?敷だったこと。足音を出さないためだったのでしょうか?車内に乗り込んだときの感触が普段の高速バスと違いすぎてびっくりしました。
あとはトイレ横のドリンクサービスがあったようななかったような...松山行きの伊予鉄だとミカンジュースがもらえたのは覚えてるんですが、高知もしてたっけ...

 

 

ともあれ、バスは関門橋、瀬戸大橋と越えて朝の休憩地である『豊浜SA』に日の出前の5時半過ぎに到着。もう10月ともあって外はひんやりとした空気でした。

 

(まだ高知県交通の表記が残っていました)



休憩が終わって走り始めたと思うと、すぐに降車予定の「三島川之江インター」に到着する旨の放送が流れます。

休憩中に降車準備は済ませておいたため、到着後に慌てることもなくあっさりと降車。自分の他にも数名がここで降りていました。




高知への長旅へ戻るバスを見送り、ようやく路線バス乗り継ぎの旅がスタート。
まずは『伊予三島駅』まで歩きます。大体3kmほど。
インターの近くからでも乗れますが、どうせなら始発から乗りたいのがマニアの性。時間にも余裕があるのでのんびりと駅まで歩きました。インターから駅まで大体1時間半でしたね。

 

さて、お目当てのバスは駅前から出ています。川之江と新居浜を結ぶ路線が毎時1.2本あるのに対し、新宮行きは1日4本。日祝は3本と心許ない本数。
こちらも近い内に廃止されるのかな。なんて思ってたら本数は変わらないまま、10年も走ってくれました。

 

発車時刻の10分前には回送表示のバスが登場。『ワンステップバス』表記が愛らしい古そうなバス(当時の主観)でした。

 



 

発車まで車内で待っていると、乗務員の方に誰も乗らないから一番前においでよと言われ最前列の座席へ。
帰りにも乗ることを伝えると回数券を勧められ千円分を購入。この回数券の表紙は今も大事に保管してあります。

 

福岡から夜行バスで来てインターから歩いたなどと話しているともう発車時刻。自分だけの貸切バスは愛媛と徳島の県境の村へ向けて出発です。

駅から2つか3つ目のバス停でお遍路巡りの方を乗せ、合計2人で市街地を脱出・・・
したのも束の間、「金田」からとんでもなく狭い道に入っていくではありませんか。


ここ大変なんだよね。と言いながらすいすいと対向車を避けて「三角寺口」に到着。ここでお遍路巡りの方が降りて車内はまた一人ぼっちに。



「三角寺口」周辺はとても狭く、見通しも悪いカーブが続きます。

 

(外から見ても狭い)

 

バスは引き続き狭い山道を上り、「平山」の手前でようやく現道に復帰。この道が出来るまでは先ほどの道路状況が新宮まで続いていたのだとか。
峠越えが酷い状況だったのは全国各地で聞く話ですが、数区間だけとはいえ今も変わらず同じ道を走り続けているのは貴重でしょう。

 

最高地点にたどり着くと、こちらも狭い『堀切トンネル』を通ってようやく『新宮村』へ。
ここからはダム沿いの道を村の中心部まで走ります。
途中、ダムへ向かう道と別れる箇所だけ旧道に入る以外はセンターラインもある整備された道で、前半の極悪道路に比べると少々物足りなさも感じてしまいます。

 

 

もうすぐ新宮村の中心部に着くというところで、前方の道路脇に青と緑の新しそうなノンステップバスが待機していました。
あれが乗り継ぐ予定の四国交通と聞き、とりあえずポンチョではなかったことに一安心。
四国交通には専用の待機所等は無いようで、道路脇だったり福祉センターだったりで休憩しているみたいでした。


その後、小さな橋を渡って右側に商店が見えてくると終点の「新宮」です。

最終で帰るなら床が木のもっと古いヤツがくるよと嬉しいお言葉を頂いてバスから降車。そのまま待合所の隣にある広めのスペースで転回して休憩。

(ここがせとうちバスの待機所のようです)

 

そしてお次は、ようやくお目当ての県境越えの路線バス。
降りたところが始発地なので時間までしばしの待ち時間。

欲を言えば、せとうちバスと四国交通が並んだところを見たかったのですが、そこまで都合の良い時刻設定にはなっておらず、せとうちバスが出た後に先ほど待機していたノンステップバスがやってきました。

(後の営業所訪問時に撮影)


ナンバープレートは堂々の1番。
この車両で酷道と呼ばれている国道319号を走るのか・・・と思いながら乗車。

すると、またまた最前列にご案内。
どうも、先ほどせとうちバスに乗っていたのが見えたそうで、土曜の朝にあの便に乗っている人間の目的は大抵この乗り継ぎだろうとばれていました。

 

タイヤハウス上の座席によじ登り、いざ阿波池田へ。

乗り継いだ四国交通といえばどの路線も狭隘かつ強烈と聞いてはいましたが、こちらも九州で様々な路線に乗ってきた自負があります。それに先ほど「三角寺口」を見たばかり。ちょっとやそっとのことでは驚きませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せmmmmmmmmmmmmっま

(せmmmmmmmmmmmmっま)

 

 


すggggggggggggっご

(すggggggggggggっご)

 

 

 

 

噂に違わず、すっげえ路線でした。
10月から途中の「茂地」折り返しになり、面白みが消えるのかと思いきや「茂地」から先も引き続き激狭い道のオンパレード。すっげえ。

ただ、ここも2024年3月で廃止だそうなので見るなら今!

 

阿波池田に到着後は、有名なあの「漆川八幡」や「出合」経由で「かずら橋」へ訪れたりと半日程度でしたが楽しめました。

 

(左 漆川八幡 右 かずら橋)


さて、2路線乗ったらあっという間に帰る時間に。

もちろん行きと同じルートで帰るのですが、お昼に乗った「かずら橋」行きの乗務員の方から元々予定していた便だとポンチョが入るとの情報を聞いて急遽1本前の便で新宮へ向かうことになりました。

 

 

新宮行きはこれ↓

最高か。

 


帰りも凄まじいドライビングテクニックに酔いしれたところで、新宮には16時ごろに到着。今度は福祉センター内で待機するようでした。

 

 

予定より1本前の便で到着したため、あちこち探索していると先ほど乗ってきたバスが徳島県に帰る時間に。
ここで、人生初の路線バスの沿線撮影を敢行。

 

 

 


結果はこれ↓

うーむ、疾走感が伝わってこれはお見事。ふざけんなよ。

 

 

 

 

 

 

そして時間差を置いて、せとうちバスの最終便もやってきました。

ここでもう一枚↓

学習しないんか?こいつは

 

 

 

 

バスも来たことなので、足早に「新宮」のバス停へ。


もう転回は済んでおり、「三島駅」の行先を出して待機中でした。折り返し時間がそこまでなかったため、何枚か写真を撮影してとりあえず乗り込みます。

 

 

確かに床が木でツーステだから朝のより古いんだろうな。などと考えていると、乗る予定だった四国交通の新宮行きが到着。聞いていた通りに新しめのポンチョでした(それはそれであの道を走る光景は見たかったな...

四国交通が到着してから十分程度の待機ののち、三島駅に向けて最終バスが出発。車両はともかく、乗り継ぎにはベストなダイヤ設定です。並ぶところも見れて満足。

 

そして、峠のトンネルを通るころには既に真っ暗。どこを走っているのか分からないまま右に左に揺られ気づいたら三島の市街地で渋滞にはまっていました。
実は、このあと特急列車と高速バスを乗り継いで神戸に行く予定でしたが、ここで十分以上遅れてしまい計画は破綻。やむなく新幹線にしたのは苦い思い出です。
そもそもバスが十分遅れたら破綻する計画を立てるのが間違いなのは言うまでもなく...

 

 

 

神戸からは今は亡き『呉ドリーム大阪号』と、防長交通の『周南ライナー』を乗り継いで福岡に帰りましたとさ。

 

(どういう乗り継ぎ?)

 

 

 


あと2か月もあるのだから行くべし。

 

中島汽船のトンネル経由を撮りに行く(~2日目~)

中島汽船のトンネル経由が撮りた~~~~~い。

二日目。10月29日(日)

 

 

 


現在時刻は6時0分。
ガラガラの高浜行き電車に乗り込みます。

 

 

昨日の夜と同じ港で同じ高速船を待ちます。

 

先に7時10分発のフェリーがやってきました。

この便だと全ての島に立ち寄るため中島到着は8時10分。これでは撮影はおろか、乗車すら間に合わないので見送ります。

 

高浜ではNAKAJIMAのAが乗船口。

 

 




フェリーが出港するのと同時に中島から高速船がやってきました。

ちっさ

 

 

定刻の7時23分に出港。昨日の最終便と同じ10人ほどで中島に向かいます。

 


朝一の高速船は中島まで直行なので先発のフェリーを野忽那付近で追い抜きます。途中の島まではフェリーに乗ってくれ、という意味合いでしょうか。

 

 

高浜を出てから25分で昨日ぶりの中島に到着です。速い。

ここからは時間との勝負。15分後にはトンネルの出口に立っていなければいけません。

そこで選んだのは…

 

 

 

2.カーシェア
理由.安かった(1時間880円

初のカーシェアが中島なのも、それはそれで面白いかなと思って選びました。
携帯でドア開けられるんだ。すげ~(現在時刻7:55

 

想像通り出発に時間がかかったものの、何とかバスよりも早くトンネルに向けて走り出すことに成功しました。

 

 


そういえば、NAVITIMEの路線図でこの路線を見ると、トンネル手前は旧道に入るような表示をしています。

その通りだと非常に嬉しいのですが、現実をお伝えしますと実際には新道経由です。初訪問時にワクワクして乗ったらあっさり旧道スルーして悲しくなりました。

 

 

 


トンネル出口の撮影場所に待機してあとはバスを待つのみ。祈ります。


<現在時刻8時5分>
遠くからうっすら聞こえてきたエンジン音がトンネル内の反響音に変わりました。緊張の一瞬です。


…

…
(そういえば、トンネルからバスが出るところなんて、どこも似たような写真になっちゃうよな…行先も写したいし正面からの画ばかりになr
あっ、来た。

良い。

 

 

 


ついでに昨日と同じ「大泊口」のところに先回りしてもう一枚。

車って便利。

 


大浦港11:40のフェリーで松山へ帰還。ざっと数えて50名ほど?が乗船です。



 

3度目の高浜。

あとは福岡に帰るだけ…ではもったいない。せっかくなので、もう見られないであろう太山寺に向かいます。

電車で2駅先の港山駅へ。またまた歩きます。

 

 

 

40分ほど歩いて2度目の太山寺に到着。

終点一つ手前の「一の門」バス停はまさしく門の目の前。というか下に立っています。

 

もちろんバスが潜ります。最高。



撮影が終わったので、また歩いて港山駅に戻ります。
歩いてばかりだな…

 


今度は2駅先の山西で降りて1km先の津田団地へ。


小走りで狭隘区間に着くと同時に向こうからバスがやってきました。※一方通行ではありません

 

陽が強くて思うようには撮れずとも次のバスは40分後。さすがに待てないので次の目的地に向かいます。

 

 


お次は15分ほど南に歩くと、「高岡」にたどり着きます。こちらは松山市駅と三津港を結ぶ路線が通ります。めっちゃ狭い。めっちゃ狭い。

 

 

 

 

 

さあ、陽も暮れたことですし松山空港から飛行機で悠々と帰…れません。

前回の説明を覚えていますでしょうか?

そう。スカイメイトの割引は『10月28日の土曜日』まででした。日曜までしてくれよ…

 


ちなみに10月29日からは11850円。ほぼ2倍です。
これでも十分安いのですが、なんだか損した気分。

 

こうなったら何としてでも1万2千円より安く帰ってやりましょう。

 

 

まず、さきほど撮影していた路線に乗車し「三津港」まで。(410円

 

ここで防予フェリーに乗り換え。

17時35分発の柳井行きに乗船します。(4200円

 

このちょい古臭い室内が好き。船内でタバコ吸えそうな雰囲気。

 

 

真っ暗な中進むこと2時間半。定刻より5分早い20時5分に柳井港に到着。

 


フェリー乗り場から道路を渡って徒歩3分の柳井港駅まで移動します。

早く着いてくれたお陰で20時15分発の新山口行きに間に合いました。岩国在住時に飽きるほど乗った黄色い電車です。

 



 

 

徳山駅に20時54分着。新幹線との乗り換え40分の間に駅前の吉野家に寄って腹ごしらえ。

定食にサラダ付けたら2個くるのね。学習

 

 

徳山駅21:42発のこだま842号で博多へ。

自由席がガラガラなのに対して指定席はほぼ満席でした。格安切符の影響すごいですね。(そういう自分もバリ特で4700円

 

 

 

松山を出て約5時間。ついに博多駅に帰ってまいりました。

 

 

 

掛かった金額は…

9310円!!


飛行機で30分のところ、5時間かけて節約した金額はなんと2500円!!!
吉野家に寄ったから1500円!!!!!

 

 

 

 

結論.松山は遠い

 

 

 

 

もうやらない!!!!!!!!

中島汽船のトンネル経由を撮りに行く(~1日目~)

中島汽船のトンネル経由が撮りた~~~~~い。

 

はい、どこ?なにそれ?な方が多数だと思います。なので軽く説明タイム。

 

 

 

まず、皆さんは愛媛県の中島という島をご存じでしょうか。

愛媛の中心街である松山市駅からバスで30分かけて三津浜港へ。そこからさらにフェリーに揺られること1時間弱。たどり着いた先が忽那諸島(くつなしょとう)最大の島、中島です。

 


地図でご紹介。ちょうど松山、呉、周防大島のど真ん中に位置しています。

 

ちなみに、忽那諸島は全て松山市に属しているのもあってか松山発着の航路しか存在しません。

(岩国在住時、柳井からフェリーに乗ると一旦真横を通り過ぎるという行為がなんだか損した気分に感じて、なかなか手が出ずにいました。

 

 

 

さて、中島の位置が分かったところで本題に入ります。

まずは、中島汽船の公式HPにポツンと掲載されている時刻表をご覧ください。

!?

これは…そそられますね。

 

 


路線図も拝見。

島の真ん中を突っ切ってるのがトンネル経由ですね。ご丁寧にトンネルも記載してあります。

ここだけ見ると、とても一日一本とは思えません。

 


もう一度、時刻表で確認。独自区間は「中島港」~「西中港」の間ですね。

トンネル経由に乗車するためには、朝8時に中島の大浦港に居なければなりません。沿線で撮影するとなればもっと早くに着いておく必要があります。

 

 

朝一の松山から中島への船はこれ

大浦港7時48分着の高速船です。これなら乗車『は』簡単ですね。

しかしながら、折角のトンネル経由なので『トンネル』から現れるところを撮りたいのがマニアの佐賀。

 

 


果たして、船を降りてからトンネルまで先回りできるのでしょうか。

きっつ。

 

 


バスがトンネルを通過するのがおおよそ8時5分とした場合、港からトンネルまでは15分以内で着かなければなりません。
Googlemapの予想が35分なので、少し走ったくらいでは間に合うものではありません。船の遅れを加味するまでもなく、これは不可能でしょう。

 

これらのことからトンネル経由を撮るための選択肢を考えると。

 


1.    前泊
言わずもがな。
(懸念点…寝坊
2.    タクシー
高速船を降りて速攻でタクシーに乗れば、間に合うはず。
(懸念点…乗車時間が3分程度なので気まずい
3.    カーシェア
大浦港に週末だけ使用できる電気自動車のカーシェアがある。
(懸念点…カーシェアを初利用なので出発にもたつく可能性大

 


の3つに絞られました。

 

さて、どの方法を選んだのか当ててみて下さい。答えは二日目へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月28日(土)

やってきました福岡空港。

福岡から愛媛までは夜行バスに夜行フェリーなど多様な交通手段が存在します。
その中から選択したのは、松山空港までの直行便。

 

というのも、10月28日までの期間限定でJALのスカイメイトを利用すると6000円で松山まで行けます。普通運賃が2万5千円なので○○%引きで乗れてとってもお得。これを使わない手はないでしょう。

 

 

参考に

バスもフェリーも学割があるので学生時代にはよく利用していました。

中島行きに乗るなら松山小倉フェリーが到着時間帯的にもBEST!なのですが、たっけえ~~。小倉に行く分も考えると『フェリー片道=飛行機往復』になってしまうのバグかな?
(7年前は学割で片道5000円くらいだったのに…

 

 

 

 

 

 


では、松山空港に向けて離陸。

 

 

着きました。

 


[現在までかかった時間]
目が覚めて布団から出るまで…1時間(二度寝)
家を出るまで…1時間
家から空港…45分
空港での待ち時間…30分
福岡空港から松山空港…35分


結論.松山は近所

 

 


さて、松山に着いたので早速中島へ。行くと思ったか。

現在時刻が8時40分。中島行きの船は三津浜港を10時10分に出港です。まともな人ならば早めに港へ着いて過ごすでしょう。

 

ですが、バスマニアにまともな考え方の人などいません。限られた時間は全て有効活用していきます。

 

 

 

まず、松山空港から15分ほど歩いて「生石小学校前」のバス停へ。ここには松山市駅と三津港(三津浜港)を結ぶ路線が停まります。

 

やってきた8時59分発「三津港」行きのバスに乗り込みます。

 

 


結局、三津浜港に行くんかい。

いえ、行きません。

 


2つ手前の「三津二丁目」で降ります。
次に向かうのは伊予鉄道の三津駅。察しの良い方はもう気づいているかもしれません。

 

三津港行きが4分遅れだったので、路地裏を小走りで通り抜けます。

~10分後~

 

既にバスが停車中でした。

 

 

さて、この駅を発着する路線はひとつしかありません。
そう『三津ループ線』の「太山寺」行きです。

 

松山市駅まで来ないせいか、すこーし影の薄い『三津ループ線』は三津地区から四国八十八霊場の五十二番目である太山寺とを結ぶ20分程度の短い路線です。

 

 

 

「三津駅」から自分だけを乗せたバスは10分程度でもう終点に到着。最後の二区間は狭い集落内を走行します。

 

 

狭いのなら撮る以外の選択肢はありません。

 

 

 

 

 

素敵。

 


風情溢れる素晴らしい路線ですが、11月から土日運休になってしまうとのこと。なんだか近い内に廃止されそうな勢いなのが怖いですね。

 

 

 


さて、バスに乗らなかったために三津浜港10時10分発には間に合わなくなりました。
そう三津浜港『には』ね…

 

ここで太山寺の位置をおさらい

お?

 

現在時刻9時40分

 

 

歩きます。

 

 

 

 


※注

先に言っておきます。この道はおススメしません。

 

 


以下、後戻りできない愚かな人間の行動をお楽しみください。

 


太山寺の裏にひっそりと待ち構える階段を上ります。

 

もはや登山道ですね。古い遍路道のようであちこちに石像やら案内標識がありました。

 

 

峠の頂上に来ました。あと20分くらいかな?

 

え?なんで遠回り?

ん?




あ



繋がってねえ!!

 

ん?

行ける?

 

戻ってたら確実に間に合わないので賭けてみることに。

 

 

松山観光港の表示も出てきたので安心して右に進みます。

…

 


…

 

道か?これ



 

草木をかき分けるって、こんな雰囲気なんですね



 


そして大山寺を出て歩くこと30分。

 

 


ついに

 

 


ついに

 

 

 

道がなくなりました



 

 

これ、道間違えた感あるな

航空写真を見ると数十mも進めば舗装された道に出られるような...
それともうあの道を戻るのは嫌…

 


進むっきゃねえ!

 

 


~地獄の3分間~

 

 

 

出た!!!!!!

 

これほどまでに美しい海は見たことあっただろうか。まるで祝福されているような快晴の下、港へと歩き出しました。

さあ、時刻は10時10分。中島行きフェリーの出港まで20分を切っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いや最後まで試練たっぷりかい。



 

すべての障害を文字通り潜り抜け、出港10分前に松山観光港に到着しました。

 


ここで伊予鉄ICい~カードをリムジンバスの乗務員から購入。

なぜ今さら購入したのかというと、中島汽船の運賃が5%引きになるからです。中島までのフェリーが910円のところ、865円になります。うん、めっちゃお得。

 

 


この割引、ICカードの特典項目には船の運賃が割引される旨の表記があるのですが、現地の窓口などには一切記載がない(多分)ので大多数の観光客には知られていない情報だと思います。


伊予鉄しか使用できないのが玉に瑕ですが、どうせ1年くらい経ったらまた行きたくなるので購入しておきます。

 

 

 

ICカードで購入するとレシートが渡されます。これが乗船券なので捨てないようにしましょう。



 


さて、三津浜港からやってきた『フェリーななしま』に乗船です。

 

ツアー?の影響か船内は満員でした。土曜の午前10時なんて遊びに行くには最適な時間帯ですもんね。


『睦月」、『野忽那』と寄港して最終目的地の『中島』へ。ダイヤがきついのか乗客が多かったのか、5分くらい遅れての到着です。

 


下船するとターミナルの前でバスがお出迎え。船の乗客が全員降りたのを確認してバスは発車します。

 

2年前に全区間乗っているので今回は撮るだけ。島の北部に狭いとこがあるので自転車を借りて巡ります。



 

狭いのは「粟井」~「饒」の区間。後半は急な上り坂なので45分くらい余裕をみていたほうが良いかもしれません。

 

 

 

では、一発目の「大泊口」~「饒」

中型バスでもこの狭さ。たまらん

 


次のバスまで2時間以上間が空くのと、午後から動き出す車両がありその確認のため一旦大浦港まで戻ります。

海岸沿いをのんびり帰って13時半過ぎに着くと、すでにバスが待機中でした。

 

 

 

 

お?

 

 

 

お?



 

お?



お?



 

 

 

えー、それでは宿が取れなかったので松山に帰ります。

 

18時45分発の高速船が最終です。これを逃すと野宿確定。

 

 


18時35分ごろ改札が始まりました。乗客は他に10名ほど。行きのフェリーが嘘のように閑散としています。

ちなみに、こちらも割引が効いて80円引きの1540円です。めっちゃお得。うん、お得。そう、お得。

 

 

本土への最終便ですが、なぜか「野忽那」には立ち寄らず、「睦月」だけを経由し30分ほどで「高浜」に到着です。

そのまま目の前にある伊予鉄の高浜駅から松山市街へ。

 


市内はホテルが高かったので友達の家に泊めてもらいました。

 

 

 

 

 

陸海空コンプリートした一日でした。



 

 

 

 


二日目へ続く…

西肥バス 大瀬良峠の謎

2021年9月30日

 

全国の多彩な路線が廃止される中、九州の東に位置する五島列島でも一つの路線が消えていきました。

 

 

 

それが、西肥バスの「津和崎」行きです。

 

 

福岡からのフェリーが発着する街、「青方」を出発し、島最北端の集落である「津和崎」まで走る路線でした。

 

一直線に向かえば40分程度で着く道も、周辺の集落に立ち寄りながら走る路線バスは1時間以上もかかっていました。

 

 

 

こちらが廃止直前の時刻表。意外と本数が確保されているのが目につきます。18時からでも折り返し便あるの強い...

 

 

 

等々...時刻表を眺めるだけで想像が膨らみますが

 

際立って目立つのはここ

        

ここの区間便なに?

 

 

いや、

ひし形マーク=学校がある日だけ運行

だから通学用なのかな~という考えは分かります。

 

 

そこ折り返さなくてよくない?

 

「立串」→「津和崎」の便と「津和崎」→「立串」方面で、そのまま直通したらわざわざ分けて表記しなくていいのに...

 

 

 

あ~、分けて表記してあるけど実際は同じバスが直通する。っていう地方にたまに存在する運用かな~。なら納得。あ~。絶対それだわ。

 

 

例

 

 

 

 

 

 

 

 

なにこれ

路線バス乗車記 国東観光バス「中の迫」

え?国東観光バスの「伊美」→「中の迫」行きが消えてる!?

いつの間に廃止になったんでしょう。気になるので調べてみました。

 

「伊美」の時刻表。消えてます。前までは「国東」と「上岐部」に並んで「中の迫」の表示がありました(気がする)

 

『国東観光バス 中の迫 廃止』

検索結果 約 11,400 件 (0.39 秒)

 

うーん、それらしい情報はヒットしませんね。

 

調べてみましたが、いつ廃止になったのか不明です。おそらく2021年3月末あたりだとは思いますが、正確な日時は分かりませんでした!

 

 

いかがでしたでしょうか?大分の片田舎である国東市、その中でもさらに辺鄙な国見市の一部だけを走っていたこともあり、具体的な情報は見つかりませんでした!

 

「中の迫」行きは無くなってしまいましたが、その他の便は今でも健在なので早いうちに乗りに行きたいところですね。これからも国東観光バスから目が離せません!

 

 

 

 

 

で終わる訳はなく、この前(2018年)乗車したので忘れる前に書きとどめておきます。

 

まずは時刻表。2015年の国東市の総合時刻表から抜粋しました。

しっかりと「中の迫」止めが記載されていました。

学休日運休なのでスクール用途ということがなんとなーく分かります。

 

幹線に混じる区間便ってワクワクしますね。主に「中の迫」ってどこやねん。という方面で。

 

 

いつか生で見てみたいなーと思い、2018年2月28日。乗車してきました。

 

 

 

この日の始まりは伊美港の駐車場。前日に大学から国東へ直行し、車中泊で宿代からバス代を生成。

 

7時9分の「国東」行きが発車した後、ゆっくりと「伊美」バス停に向かうと7時15分発の「宇佐駅」行きが乗車待ち。「中の迫」行きはその横で発車準備を行っていました。

 

色味がもっさりしてるのは、2018年1月頃に広角カメラが壊れ急遽デジカメで撮影してるため。2000円で買ったカメラなので勘弁してください。

 

 

「宇佐駅」行きが発車すると、ついに「中の迫」行きが待合室前に到着です。

絵になるわぁ...

 

ケツもよい。

 

 

この便でしか使用されないであろう「伊美小学校」→「中の迫」の方向幕。

幕は「伊美小学校」から来ているような書き方ですが、そんなことはなく「伊美」が始発です。かつては小学校から来ていたのかな?

 

 

発車時刻の数分前、詰所から乗務員の方が出てきたので一般人も乗れるのか一応聞いてみます。

回答は、『乗れるけど、「中の迫」行きは車内放送も運賃表も用意してないから動かないよ。あと、子どもがたくさん乗るから後ろの方に座ってね。』でした。

 

最高か。俺はこういう景色を見たくて路線バスに乗ってるんだ。

 

 

もちろん了承し、たった一人で「中の迫」行きに乗り込みます。

 

発車後は、「中の迫」まで自分一人を乗せてノンストップ...とはいかず、「岐部」でたくさんの小学生が乗車してきました。

 

言っていたのはこのことか、と思いつつ対向車線を見ると「伊美」行きの表示を出したノンステップバスが停まっています。

後で聞いたところ、『岐部』地区から『熊毛小学校』まで通学する小学生がバスに乗っているんだそう。「上岐部」方面からこのバスに乗り換えて通っている児童もいるとか。

 

 

「岐部」から騒がしくなった車内も、『熊毛小学校』にほど近い「大熊毛」で全員降りると再び静寂を取り戻します。

 

あ、運賃表動いてるじゃんというそこのあなた。

実はこれ、ずっと「伊美」までの運賃を表示しています。おそらく「国東」から乗車したときの運賃かな。とにかく、役に立たないどころか逆方向の運賃を表示し続けていました。面白え...

 

 

自分一人を乗せたバスは、『国見町』と旧『国東町』の境にある『納屋隧道』を抜けると、まもなく終点の「中の迫」。

 

さあ、どうやって折り返すんだ。と思ったのと同時に、旧道に入り込んで少々強引にぐるっと転回。停まることなく、そのまま反対方向に向かって走り出しました。

 

 

すぐさまトンネルを抜けると、前方のバス停に制服を着た学生が。あれ?国東市の時刻表では、もう少し先の「大熊毛」始発では?と思いつつ、学生はいつも通りといった仕草で座席に座り込みます。

 

その後も学生は増え続け、アウェー空間にも慣れてきたころ「国見中学校前」で全員下車。都合よく往復ともスクールバスを兼ねた運用なんですね。

 

 

折り返しの終点「伊美小学校」は、8時4分着。バスで通学する生徒は少ないようで自分と数人だけの下車となりました。

車内の忘れ物チェックを行う合間に撮影をさせていただきました。方向幕あるんですね。初めて見ました。

 

 

そして、回送としてバスは前方へ...行くと思えば突然、農道に頭を突っ込み、本線へ切り返して車庫である「伊美」へと折り返して行きました。

 

最後まで面白い路線でした。

あと、折り返しは「中の迫」→「伊美小学校」で乗車できるようなので、国東市の時刻表が間違ってたっぽいです。

 

 

最高でした。